フランス語/名詞の性と数
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名詞の性
[編集]フランス語は日本語や英語とは違い、すべての名詞が男性(m.)もしくは女性(f.)のどちらかに分類されます。
- 例
- homme(m.) - 男
- femme(f.) - 女
- croissant(m.) - クロワッサン
- baguette(f.) - バゲット
名詞の女性化
[編集]原則として、男性形の語尾に«e»がつき、それに伴って発音が変化することもあります。
- 例
- français(フランス人) → française(フランス人女性)
- étudiant(学生) → étudiante(女子学生)
- professeur(教師) → professeure(女性教師)
- employé(会社員) → employée(女性会社員)
ただし、男性形が«e»で終わる場合には、形は変化しません。
- 例
- dentiste(歯医者) → dentiste(女性歯医者)
また、大きく語形が変わったり、別の単語になったりするものもあります。
- 例
- acteur(俳優) → actrice(女優)
- chanteur(歌手) → chanteuse(女性歌手)
名詞の複数形
[編集]英語と同じように、フランス語にも単数形・複数形があり、1つのものには単数形を、複数のものには複数形を用います。
原則として、単数形の語尾に«s»をつけると複数形となります。ただし、フランス語の語末の子音字は読まれないことが多く、この«s»も発音されません。そのため、単数形と同じ発音となります。
- 例
- croissant → croissants - クロワッサン
- étudiant → étudiants - 学生/たち
- étudiante → étudiantes - 女子学生/たち
ただし、いくつかの例外や特殊なものがあります。はじめのうちは覚えなくても構いません。
- 単数形の語尾が-s/-x/-zである名詞は変化しません。
- 単数形の語尾が-alである名詞は-auxに変化します。
- 単数形の語尾が-au/-eau/-euである名詞は-aux/-eaux/-euxに変化します。
- 特殊な活用をするものがあります。
- 複数形では発音が変化するものがあります。