人工知能入門2 基礎単語
人工知能入門2 基礎単語ということで、基礎単語をいくつか見ていきましょう。
機械学習
[編集]前回の内容覚えていますか?
機械にデータを入れて、それを学習させるという方法です。
ルールベース
[編集]機械学習以前に使われていた方法です。
仕組みは簡単です。
AならばBをする、CならばDをするといった感じに、論理的に命令を与えて、知的っぽい動作をさせるものです。
例で言うと、
たくさんのものが落ちていて、機械に果物だけを拾わせたい時、
ルールベースは、見たものが りんご なら 拾う
見たものが ぶどう なら 拾う
見たものが ほうき なら 拾わない
といったように、すべたのパターンに合うように全部書かないといけません。
一方機械学習は、果物数種類を学習させれば、果物だけを拾わせることができます。
機械学習の方が汎用性が高く、より知的なことができるようになるのです。
特化型AI
[編集]名前の通り、一つのことに特化したAIのことです。
翻訳システム、対話型AI、自動運転もすべてこれにあたります。
専門的なことが可能で、それは時には人間以上の実力を示すこともありますが、専門外のことは不可能です。
翻訳AIに計算をさせようとしても、知らないからできない、と言うことです。
これらの性質から、弱いAIと言われます。
汎用AI
[編集]人間のように、あらゆる種類のタスクを行うことができるAIのことです。
特化型AIとの決定的な違いは、自ら学ぶという点です。
これまで見たことない課題があっても、それまでの経験から考えてやってみる。人間のような知能を持つのが、汎用AIです。
特化型AIと比較され、強いAIと言われます。
教師あり学習
[編集]名前の通り、教師=教えてもらうものがある学習方法です。
例えば、りんごの画像とぶどうの画像がたくさんあるとします。
その一つ一つの画像に、りんごであるかぶどうであるかラベルが貼ってあります。
そのラベルと外観をもとに、学習するのが教師あり学習です。
その中でも、回帰と分類という種類があります。
回帰は、連続する数値を処理するようなタスクです。
例えば、何日分かの気温のデータがあり、次の日の気温がどうなるか、などを推論することができます。
分類は、さっきのりんごとぶどうのタスクのように、物事を分類するものです。
教師なし学習
[編集]さっきの教師あり学習とは違って、教えてもらうものがない学習方法です。
さっきの例で言うと、りんごの画像とぶどうの画像がたくさんあって、その外観をもとに学習する、と言うことです。
人の手によるラベル付けが不要なため、ネットのそこらへんに転がってるデータをそのまま使うことができます[1]。
他にも、複数の学習方法がありますが、少し難しいのでまた説明することにします。
- ↑ だからと言って何でもかんでもデータをダウンロードして使わないようにしましょう。著作権というものがあります。