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郷土資料

提供: ウィキバーシティ
Topic:郷土 > 郷土資料

郷土を知るための手がかりのひとつに郷土資料があります。その土地の歴史についてまとめた郷土史のほかに、市役所・町村役場の行政資料や民俗行事の調査報告書などが挙げられます。また、文献資料だけではなく、地域で使用されていた民具、民俗行事に使われる祭礼用具といった民俗資料も含まれます[1]

郷土資料の探し方

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図書館や博物館によっては収集した郷土資料の閲覧を受け付けているほか、郷土資料の目録や検索機能も備えたデータベースを整備していることがあります。たとえば、参考ウェブサイトの節に挙げた国会図書館のページには、地方史に関する各都道府県立図書館の情報が掲載されています。

図書館で文献資料を探す場合には、関連するw:日本十進分類法(NDC)区分を知っておくことも有用です。郷土史であれば、NDC区分の「090」の郷土資料.や「211」から「219」に区分される日本の各地域の歴史、「290」(地理. 地誌. 紀行)、郷土の偉人伝であれば、「289」の個人伝記のなどに分類されていることが多いです。図書館によってはNDC区分だけではなく、個別の分類記号(別置記号)を振って郷土資料を管理していることがあります。

参考ウェブサイトの節に挙げたNDC NaviではNDCを調べることができます。たとえば、茨城県の歴史が記述された文献を探すのであれば、「210」の日本史、その下位区分の「213」の関東地方と展開していくと、茨城県の歴史は「213.1」に分類されていることがわかります。この「213.1」を国会図書館サーチのNDC欄に入力して検索すると、茨城県内の自治体が編纂した郷土史、山川出版社の『日本史のなかの茨城県』や吉川弘文館の街道と日本史シリーズ『常陸と水戸街道』といった文献が検索結果に表示されます。

郷土資料の注意点

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特に古い郷土資料の中には、史実と伝承が明確に区別されていないものやw:史料批判がなされていないもの、筆者の郷土愛から来るひいき目や隣接地域との対抗心から誇張表現が混ざっていることもあります[2]

後年の調査研究ではどのように扱われているか、地域外でも同様の評価がされているかなど、多角的に検証していくことも重要です。

参考ウェブサイト

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参考文献

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  1. 図書館用語辞典. 角川書店. 1982. pp. 106-108. doi:10.11501/12274712. 
  2. 新日本史大系 別巻. 朝倉書店. 1957. pp. 147-153. doi:10.11501/2986836.