ファントホフ

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ヤコブス = ヘンリクス・ファントホフ(Jacobus Henricus van't Hoff)は、オランダの物理化学者。

略歴[編集]

ライデン大学卒業後,ボン大学で F.ケクレに,パリ大学で C.ウュルツに化学を学び,アムステルダム大学講師 (1877) を経て,同大学教授 (78) 。のちベルリンのプロシア科学アカデミー (ベルリン大学) の教授に就任 (96) 。

研究歴・受賞歴[編集]

1874年に炭素原子の正四面体構造説を発表して,立体化学の基礎を据え,化学平衡の理論,とりわけ質量作用の法則を明らかにし,化学親和力の理論を確立。化学反応速度論,溶液の浸透圧と蒸気圧降下の関係についての理論 (ファントホフの浸透圧の法則 ) など,化学熱力学の発展に大きく貢献。ほかにシュタッスフルトの岩塩層の相律に基づく研究により,その成因を明らかにしたことでも知られる。 87年 W.オストワルトおよび S.アレニウスとともに物理化学専門誌"Zeitschrift für physikalische Chemie"を創刊。 1901年ノーベル化学賞受賞。