日本語の発音
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この学習教材では、日本語の発音について扱います。
教科書
[編集]- 日本語/非母語話者むけ/発音(ウィキブックス)を読みましょう。
単語の発音練習
[編集]- 音声を聴きながら次の単語の発音練習をしましょう。
- (OggVorbis, 75 KB)
- 【あか】 赤
- 【いろ】 色
- 【えがく】 描く
- 【うつ】打つ
- 【おさめる】 治める
- 【おや】 親
- 【わび】 詫び
- 【ぱり】 パリ(フランスの首都)
- 【ともだち】 友達
- 【はな】 花
- 【しじ】 指示
- 【ひざ】 膝
- 【つもり】 積もり
- 音声を聴きながら次の二重母音を含む単語の発音練習をしましょう。
- (OggVorbis, 125 KB)
- 【さあ】 さあ(感動詞)
- 【あい】 愛
- 【あう】 会う
- 【はえ】 蝿
- 【あお】 青
- 【いい】 良い
- 【いう】 言う
- 【いえ】 家
- 【しお】 塩
- 【しゅるい】 種類
- 【ぬう】 縫う
- 【うえ】 上
- 【うお】 魚
- 【れい】 例
- 【すぺいん】 スペイン(国名)
- 【うれい】 憂い
- 【でいり】 出入り
- 【でえた】 データ
- 【おい】 甥
- 【そう】 そう(指示詞)
- 【おもう】 思う
- 【こうし】 子牛
- 【もえる】 燃える
- 【ほお】 頬
- 音声を聴きながら次の長音、二重子音を含む単語の発音練習をしましょう。
- (注: 練習3と練習4が一つの音声ファイルになっています。) (OggVorbis, 127 KB)
- 【まっか】 真っ赤
- 【ひっそり】 ひっそり
- 【いらっしゃい】 いらっしゃい
- 【せってい】 設定
- 【どっち】 どっち
- 【くっつく】 くっ付く
- 【かっぱ】 合羽
- 音声を聴きながら次の子音を組み合わせた単語の発音練習をしましょう。
- 【とうきょう】 東京
- 【ぎょうざ】 餃子
- 【ぎゅうにゅう】 牛乳
- 【ひょう】 表
- 【びょういん】 病院
- 【でんぴょう】 伝票
- 【みょう】 妙
- 【むりょう】 無料
- 【りゅう】 龍
- 【たっきゅう】 卓球
- 【はっぴょう】 発表
- 音声を聴きながら次の撥音(ん)を含む単語の発音練習をしましょう。
- (OggVorbis, 151 KB)
- 【だん】 段
- 【きん】 金
- 【ふん】 糞
- 【ぜん】 善
- 【ほん】 本
- 【ばんざい】 万歳
- 【きんぎょ】 金魚
- 【くんれい】 訓令
- 【ぜんち】 全知
- 【ほんてん】 本店
- 【げんまい】 玄米
- 【ほんぶ】 本部
- 【てんぷら】 天ぷら
- 【ぜんあく】 善悪
- 【けんい】 権威
- 【はんえい】 反映
- 【せんよう】 専用
- ローマ字表記をする際に、母音の前に「ん」がある場合には注意が必要です。ナ行の音節と区別するために撥音の「n」はアポストロフィー付きの「n'」と表記されます。以下の単語の例を確認してください。
- 【かに】 蟹(kani) 【かんい】 簡易(kan'i)
- 【きにゅう】 記入(kinyu) 【きんゆう】 金融(kin'yu)
- 【こにゃっく】 コニャック(konyakku) 【こんやく】 婚約(kon'yaku)
- 音声を聴きながら次の類似音の発音練習をしましょう。
- (OggVorbis, 190 KB)
- 【ゆき】 雪 【ゆうき】 勇気
- 【そと】 外 【そうと】 僧徒
- 【そと】 外 【そとう】 粗糖
- 【そと】 外 【そうとう】 相当
- 【そと】 外 【そっと】そっと(副詞)
- 【そっと】 そっと(副詞) 【そっとう】 卒倒
- 【まき】 巻 【まっき】 末期
- 【はこ】 箱 【はっこう】 発行
- 【いっせい】 一斉 【いせい】 異性
- 【たに】 谷 【たんい】 単位
- 【さんえん】 三円 【さんねん】 三年
- 【きにゅう】 記入 【きんゆう】 金融
- 【きねん】 記念 【きんえん】 禁煙
朗読の練習
[編集]夏目漱石の小説『坊っちゃん』(青空文庫)の冒頭より。音声を聴きながら読み進めてください。
(OggVorbis, 674KB)
- 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。
- 親類のものから西洋製のナイフを貰って奇麗な刃を日に翳して、友達に見せていたら、一人が光る事は光るが切れそうもないと云った。切れぬ事があるか、何でも切ってみせると受け合った。そんなら君の指を切ってみろと注文したから、何だ指ぐらいこの通りだと右の手の親指の甲をはすに切り込んだ。幸ナイフが小さいのと、親指の骨が堅かったので、今だに親指は手に付いている。しかし創痕は死ぬまで消えぬ。
学習活動
[編集]- 日本語の音韻についてさらに研究し、ウィキペディアの記事「日本語の音韻」に加筆してみましょう。
- 日本語の方言のアクセントについてさらに研究し、ウィキペディアの記事「日本語の方言のアクセント」に加筆してみましょう。