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School:経済学/学習ノート/進化経済学

提供:ウィキバーシティ

目次(最終更新 2020年1月7日 (火) 11:19 (UTC)、時点)

  1. 進化経済学の誕生
    1. マルクスとダーウィン
    2. プラグマティズム・心理学・人類学
    3. ソースティン・ヴェブレン
    4. ジョセフ・シュンペーター
  2. 進化経済学の革新
  3. 進化経済学の諸概念
    1. 進化するもの
    2. 進化する7つのカテゴリー
    3. イノベーション
    4. PDCAサイクル
    5. 国家イノベーションシステム
  4. 経済進化の諸相
    1. 商品の進化
    2. 技術の進化
    3. 行動の進化
    4. 制度の進化
    5. 組織の進化
    6. システムの進化
    7. 知識の進化
  5. 進化経済学の基礎
    1. 新古典派経済学批判
    2. 心の理論/人工知能論
    3. 文化の進化機構
    4. 普遍ダーウィニズム
    5. 進化経済学の価値論・価格理論
  6. 進化経済学と政策
    1. 科学技術政策
    2. 社会保障制度
  7. 自己組織化
  8. 関連項目
  9. 学術雑誌
  10. 参考文献
  11. 脚注
  12. 関連学会等
  13. 外部リンク

感想・コメント

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経済の進化って事ですね。基本的に私としては、鼻を垂らしながら、ふーん、そう…、ってうなずきながら読んでいくしかないんですが、ただ、進化って言葉、概念については、2点だけ書いておきたいことがあります。

まず一点。進化進化ってやたら言うけど、ほんとに進化してるの?って良く思うんですよね。物事が変化してるのは間違いないけど、進化っていうからにはいい変化をなしているって事で、本当にそんなに物事良くなってるんだろうか?って疑問がある。

進化というからにはその要件として、容量規模が大きくなっている。今までにない新しいものが現れている。機能や能率が以前より高度になっている。などがあげられると思いますが、進化進化って言葉尻で意気込む割には、そんなに物事の状況は良くなってないんじゃあないかなーという印象はありますね…。

ただ、三歩進んで二歩下がるっていう漸進状態をイメージすると、確かにポジティブな変化はある、進化してるのかなーとも、思えます。

でもやっぱり進化進化って言葉を強調して、やたら発展発達を強調するのは、ちょっと違和感がありますね…。

もう一点。進化って概念は自然科学上の生物進化が第一の基盤だと思いますが、世の風潮として、物事について説明を与える時、生物進化論的、あるいは宇宙論、宇宙進化的な説明を与えると、一番本質的、根源的な説明をなした、って考えがあるように見られますが、これってどうなんでしょうね…。

私も理系の人間ですし、自然科学者は生物進化と宇宙論は前提として受け入れているはずですが、受け入れ方の熱量は結構人に依るんじゃあないでしょうかね…。

このものの見方が一番本質的で根源的だと思い上がるのはあまり良くないように思うんだけど…。

例えば、世界五分前仮説という思考実験もありますし、一方で生物進化、宇宙進化が純然たる過去の事実だとして、そうだとしても、この世界、状況の不可思議さ、不可知性はたいして傷ついてないし、相変わらす、右も左も、分からない事ばっかりなんだよね…。 -- Honooo (トーク) 2020年1月24日 (金) 20:13 (UTC)