C++の基礎2:関数
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ここでは、C++の主な機能の一つである関数について解説します。
概要
[編集]関数とは、複数の処理をまとめて再利用可能にしたものです。具体的には、複数の処理をまとめて、後からその関数を『呼び出す(call)』ことで、その処理を実行する仕組みです。また、関数にはデータを渡して、処理の内容を変更することもできます。
例
[編集]実際に関数を作ってみましょう。これは、 前のページで作成したhello, world!プログラムです。
// hello, world! #include<iostream> auto main() -> int { std::cout << "hello, world!" << std::endl; }
このプログラムの中で、「hello, world!」と表示する処理を関数にしてみましょう。
// hello, world! #include<iostream> auto hello() -> void { std::cout << "hello, world!" << std::endl; } auto main() -> int { hello(); }
このプログラムをコンパイルして実行してみてください。おそらく、最初のプログラムと同じように「hello, world!」と表示されるはずです。