コンテンツにスキップ

C++の基礎2:関数

提供:ウィキバーシティ

ここでは、C++の主な機能の一つである関数について解説します。

概要

[編集]

関数とは、複数の処理をまとめて再利用可能にしたものです。具体的には、複数の処理をまとめて、後からその関数を『呼び出す(call)』ことで、その処理を実行する仕組みです。また、関数にはデータを渡して、処理の内容を変更することもできます。

[編集]

実際に関数を作ってみましょう。これは、 前のページで作成したhello, world!プログラムです。

// hello, world!

#include<iostream>
auto main() -> int {
    std::cout << "hello, world!" << std::endl;
}

このプログラムの中で、「hello, world!」と表示する処理を関数にしてみましょう。

// hello, world!
#include<iostream>

auto hello() -> void {
    std::cout << "hello, world!" << std::endl;
}

auto main() -> int {
    hello();
}

このプログラムをコンパイルして実行してみてください。おそらく、最初のプログラムと同じように「hello, world!」と表示されるはずです。