コンテンツにスキップ

Wikiversity:ウィキプロジェクト

提供:ウィキバーシティ
この文書はウィキバーシティ日本語版の公式な方針あるいはガイドラインの草案です。現時点ではまだ拘束力はありません。現在、内容に関してノートページで議論を行なっています。

ウィキプロジェクト (WikiProject) は、ウィキバーシティのコンテンツ開発プロジェクト、つまり、ある分野のコンテンツ(教材など)を作るために力を合わせる執筆者たちのグループです。ウィキプロジェクトはウィキペディア英語版で始まり、ウィキメディアの様々なウィキに広まりました。ウィキバーシティ内のウィキプロジェクトは、大学 (university) になぞらえて「学部」や「学科」などと呼ばれます。

ウィキプロジェクト(学部や学科)のページは、教材そのものではありませんが、教材を作ったり改善したりする一人一人の力を連携・統合する助けになるものです。

名前空間

[編集]

ウィキペディア日本語版ではウィキプロジェクトを「プロジェクト:」名前空間に置いています。それに対し、ウィキバーシティ日本語版ではウィキプロジェクトを“School:”名前空間と“Topic:”名前空間とに置いています。 School: と Topic: の使い分け方は後述します。

ウィキプロジェクトの階層

[編集]

ある分野のウィキプロジェクトの傘下に、より細分化された分野のウィキプロジェクトを作ることがあります。例えばウィキペディア日本語版では w:プロジェクト:法学 の下位プロジェクトとして w:プロジェクト:日本の法令 があります。

ウィキバーシティにおいても、例えば「法学」ウィキプロジェクトの参加者が非常に多くなれば、傘下に「日本法」ウィキプロジェクトや「基礎法学」ウィキプロジェクトを設置するほうが活動しやすくなるかもしれません。

最上位のウィキプロジェクトは School: 名前空間に置き、原則として「学部」と呼びます。より下位層のウィキプロジェクトは Topic: 名前空間に置き、大抵は「学科」と呼びますが、「センター」「研究所」など、個々のウィキプロジェクトの内容に応じた呼び方にして構いません。各学科はどこかの学部に属しますが、学際領域などでは一つの学科が複数の学部に属しても構いません。

もし「学部→学科」の二階層で足りなくなれば、学部と学科の間の階層や、学科より下の階層を置くことになりますが、最上位(学部)以外のウィキプロジェクトはすべて Topic: 名前空間に置きます。ただし、ウィキプロジェクトとは執筆者のグループのことですから、無闇にウィキプロジェクトを作るよりも、まずは賛同者を集めることが大切です。

プロジェクトの新設と維持

[編集]

ウィキプロジェクト(学部や学科)を新設することは、力を合わせたいと思う人々のグループを作ることにほかなりません。始める前に、いくつか既存の学部や学科を調べて、どのように運営されているかよく理解しておきましょう。

ウィキバーシティ日本語版に今までなかった、全く新しい分野の学部を作りたい場合、談話室で提案してみてください。もし関連する学部か学科があれば、そのトークページにも案内(談話室での議論へのお誘い)を書きこむとよいでしょう。

既存の学部を分割して、新しい学部を作りたい場合、分割元の学部のトークページで提案してみてください。談話室にも案内(学部トークページでの議論へのお誘い)を書き込むとよいでしょう。

既存の学部の中に、新しい学科を作りたい場合、学部のトークページで提案してみてください。必要に応じ、談話室や関連学部・学科のトークページにも案内を書き込むとよいでしょう。

ウィキプロジェクトと似たもの

[編集]

以下に、ウィキプロジェクト以外で、似た特徴を持つものをいくつか挙げます。これらのページは Topic: 名前空間ではなく、標準名前空間に置いてください。

学習グループ

[編集]

ウィキバーシティを、輪講のような共同学習の場として使うことができます。一冊の本について、あるいは、ひとつのテーマについて、複数人で分担して解説を書くことで、互いに教え合い、共に学びます。これを、学習グループ (Learning Group) と呼びます。

学習グループは、ウィキプロジェクトと似ていますが、扱う範囲が狭く明確であり、短期間で集中的に活動します。

研究プロジェクト

[編集]

現時点では、ウィキバーシティ日本語版を研究の場として利用するための方針類が整っていません。以下は、将来に向けての方向性です。

ウィキバーシティは、公開ウィキであり、共同作業の場です。したがって、進行中の研究活動を公開することができます。また、研究を進めながら公開ピアレビューを受けるための場所として使えるでしょう。また、遠隔地間で共同研究を進めるための場としても適しているかもしれません。

ウィキバーシティを研究の場として利用するには、各国の法令や、ウィキメディア財団の各種ルールを遵守することはもちろんのこと、学会等における研究倫理を尊重しなければなりません。研究における「検証可能性」のため、研究の各段階の手続きと結果は十分かつ正確に公表しなければなりません。詳しくはWikiversity:研究についてのガイドラインをご覧ください。

関連項目

[編集]
  • Wikiversity:学部 - ウィキバーシティの School (学部) は、関連分野内でより専門化したコンテンツ開発プロジェクト群を束ねるものです。
  • Wikiversity:学科 - ウィキバーシティの Topic (学科等) は、特定の狭い topic 領域のためのコンテンツ開発プロジェクトです。
  • Wikiversity:名前空間 - ウィキバーシティの全ての名前空間の役割を説明しています。