Wikiversity:利用者名
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ウィキバーシティをはじめとしたウィキメディア・プロジェクトでアカウントを作成する際には、利用者名(Username、ユーザー名、アカウント名など)を決めることが必要です。ここでは利用者名を決める際のルールやガイドラインについて述べています。アカウントを作成することの利点とアカウントの作成方法はウィキペディアのHelp:ログインを参照してください。
利用者名とは
[編集]利用者名はあなたを特定するために用いられる固有名です。あなたが利用者としてログインしている間に行ったすべての編集作業に対して、履歴に利用者名を残します。これは説明責任という意味もあります。また著作権管理の観点からも便利です。例えば、誰かがあなたの投稿をCC BY-SA 3.0以外のライセンスで供与したい場合、その許可をあなたの会話ページに求めることができます。ほかに著作者表示を行う場合、あなたの利用者名が使用されます。
トークページなどでは、発言や投票に関して署名を行う場合にも利用者名が表示されます。不特定多数ではなく、あなたが行ったものであるという証明に利用されるのです。
利用者名の選択
[編集]利用者名を決める場合は、よく考え慎重に行ってください。利用者名はあなたがどの程度自分の匿名性を守るかによってもよく考えるべきです。利用者名には実名(本名)、ニックネーム、ハンドルネームなどを利用することもできますし、ウィキメディア・プロジェクトだけで使用する名前を利用することもできます。
実名を使用しない場合、自分が使いやすい名前を自由に決めて構いません。しかし、ほかの利用者や閲覧者がその名前を見て嫌悪感を抱いたり、プロジェクトの運営に支障をきたすような名前は使うべきではありません。ほかの利用者とトラブルになりそうな名前も好ましくありません。トラブルを避けることはあなた自身にとって大切なことです。
利用者名を登録する際に、希望する利用者名と同じまたは類似の利用者名がいないかを事前に登録利用者の一覧で確認することを推奨しています。
登録後、プロジェクトの投稿に使用している利用者名が相応しくないと感じたら、利用者名を変更することも可能です。(詳細は#利用者名の変更をご覧ください)
実名
[編集]実名の利用者名は現実のあなた自身と結び付けやすくなります。しかし、これは利用者に対する嫌がらせなどの問題にあなたの実生活がさらされる可能性が高くなることを示唆します。実名で投稿を積極的に行う場合、実名であることのメリットとデメリットを十分に考慮してください。特に未成年者(日本では民法第4条により、20歳未満)親権者あるいは未成年後見人に許可をもらうなどの注意が必要です。利用者名は変更可能ですが、過去の署名や履歴には残りますし、変更前の利用者名は変更後の利用者名に紐づいてしまいます。
また、実在する著名人の名前を利用者名とするべきではありません。例えば「小泉純一郎」とする場合、実在する政治家本人のなりすましの可能性があるため、投稿をブロックされる可能性があります。例外として、あなた自身の実名が著名人と一緒であり、かつその著名人であるかないかを明らかにする場合は使用することができます。ただし、あなたがその著名人本人である、または同姓同名であるという証明を行う必要が出てくる可能性があります。
企業・グループ名
[編集]ウィキメディア・プロジェクトを企業やグループなどの宣伝に利用することは認められていません。宣伝行為のみを行うアカウントは投稿ブロックの対象となります。商号、グループ名、商標、ドメイン名、屋号、商品名などの固有名詞を利用者名としてプロジェクトに参加することは、その団体などの代表として投稿を行っているものと誤認される可能性があります。そのため推奨される行為ではありません。状況によっては他の利用者から問題視される可能性もあります。
企業やグループでアカウントを共有することは認められていません。(詳細は#アカウントの共有をご覧ください)
類似する利用者名
[編集]既存の利用者名と同じ名前は登録することができません。しかし、類似した名前は利用者名として登録することができます。荒らしの被害を避けるために、類似の利用者名を取得する場合は、その利用者名で編集は行うべきではありませんし、主となる利用者名と関連付けておくことが必要です。
ウィキメディア・プロジェクトでは、現在活動中の投稿者、ウィキメディア財団の関係者と類似した紛らわしい利用者名の登録を許可していません。あなたが使いたい名前が、すでに登録されていたり、告示している場合には別の名前を選択することも考えてください。
またIPアドレスと類似した英数字の羅列を利用者名にすると、IPユーザー(ログインを行っていない利用者)であると誤解される可能性があります。この誤解はIPユーザーの利用者ページの目的外利用とされたり、編集履歴や議論の場であなた以外の別の利用者と同一視されたりするなどの誤認の原因となります。あなたのみならず、他の利用者も困惑させる可能性があります。利用者名の主な目的はあなたを識別するためですので、IPユーザーに誤解されるような利用者名の取得は推奨しません。
現在使われている利用者名は特別:登録利用者一覧、ウィキメディア・プロジェクト全体での統一アカウントで使われている利用者名は特別:グローバル利用者で確認することができます。
不適切な利用者名
[編集]ウィキメディア・プロジェクトでは紛らわしい名前、誤解を招く名前、宣伝目的の名前、他社を不快にさせるような名前、プロジェクトの進行を阻害する名前は認めていません。
- 紛らわしい名前:利用者の同定を不必要に難しくします。
- 誤解を招く名前:利用者に誤った印象を与えるもの。例えば実際は有していない権限を持っているような名前、共有アカウントだと思わせる名前が該当します。次のような利用者名は不適切とみなされます。
- 著名な政治家、軍人、宗教人、宗教上の出来事についての名前。特に存命の人物、近現代の人物、出来事の名前は回避されるべきです。
- 活動中の利用者、ウィキメディア財団関係者の名前やそれに紛らわしい名前。
- 管理者、用務員、チェックユーザー、adminなど、ウィキメディア上の権限名や、管理人などのあたかもウィキメディアのサイトを管理しているかのような名前。
- 宣伝目的の名前:企業やグループをウィキメディア・プロジェクトを通じて宣伝するための名前。
- 他者を不快にさせる名前:協調的な作業の妨害につながります。次のような名前が当てはまります。
- 特定の政策や信条を支持するような名前。
- 挑発的、扇動的な名前。下品な名前、卑猥な名前、冒涜的な名前、故意に注意を引いたり混乱を招く名前。
- プロジェクト進行を阻害する名前:明らかな荒らし目的の名前、個人攻撃目的の名前、法的侵害を含む名前、あるいはプロジェクトの進行を阻害する意思が明らかな利用者名。
これらのルールは利用者名と署名の両方に適用されます。日本語以外の言語で不適切な内容をもつ利用者名、当て字や綴り変えなどを用いた不適切な名前、間接的に不適切な内容を表現している名前も不適切な名前と見做されます。
ウィキバーシティは世界中の人が集まる学習コミュニティです。異なる文化、宗教、民族に属する人に対して不快にさせる可能性がある名前はどういう理由があれ選ぶのを回避するよう心がけてください。失礼な名前や無神経な名前を選ばないことは簡単です。あなたはコミュニティの一員であることを忘れないでください。あなたが自分の信条を他者に敬意を払ってほしいのと同じように、ウィキメディア・プロジェクトのすべての利用者に対しても敬意を払ってください。
何が適切で何が不適切かは、コミュニティの合意に基づきます。利用者名についてコミュニティの合意を得たい場合はWikiversity:談話室を利用してください。
不適切な利用者名への対処
[編集]誰の目から見ても不適切な利用者名は、Wikiversity:管理者伝言板に説明を添えて報告してください。用務員はWikiversity:投稿ブロックの方針に照らし不適切であると判断される場合、不適切な利用者名として即時にブロックを行うことができます。
不適切な可能性があるが、議論の余地がある場合は即時ブロックを行いません。アカウントの作成者へ問い合わせを行い、この方針を周知してください。そして別の利用者名を取得するように勧めてください。利用者として履歴を継承する必要がない場合、その利用者名を放棄し新しい利用者名を取得すること(クリーンスタート)もできます。説得に失敗した場合は、コミュニティに意見を求め、合意が得られた場合に該当の利用者に利用者名変更を要求することが慣例となっています。
技術上の制限
[編集]利用者名にはアルファベットなどの大文字小文字の区別がある文字を使用する場合、先頭の文字は強制的に大文字になります。また"_"(半角アンダーバー)は、" "(半角スペース)に置き換えられます。また半角の"@"と"/"は使用することはできません。なお、署名時にはあなたが本来望んでいる表記を用いるように設定することも可能です(Wikipedia:署名を参考にしてください)。
漢字、仮名、アルファベットなど日本語環境で一般に使う以外の文字(アラビア数字、キリル文字、ギリシャ文字、ハングルなど)も利用者名に利用することができますが、複数の言語体系を含む利用者名は管理者以外に取得することができません。これは例えば「Example」(すべて英字)に対して「Εхample」(ギリシャ文字・キリル文字・英字混成)などの紛らわしい利用者名を取得することを防止するため(不適切な利用者名を参照)ですが、この制限のために漢字や仮名と英文字を混ぜて使うこともできません。ただし、これらの制限に触れる利用者名であっても、一度取得されると問題なく利用できます。
- 例
- × ウィキversity、WV楽しんでます Wiki助
- ○ うぃきスチューデント Wikistudent ウィキ助
日本語環境で一般に使われていない文字については、他の利用者の大半はその文字を読むことができず、環境によっては正しく表示できないことに配慮してください。
文字数の制限
[編集]利用者名には次のような文字数の制限があります。
- 7ビットラテン文字のみの構成で64文字
- 上記以外の8ビットUNICODE文字のみの構成で32文字
- 上記以外の16ビットUNICODE文字のみの構成で21文字
- 上記以外の32ビットUNICODE文字のみの構成で16文字
- 上記を組み合わせた場合、16文字から64文字までの可変
利用者名の変更
[編集]利用者名変更の詳細についてはWikipedia:利用者名変更の手引きを参照してください
利用者名の変更はスチュワードとグローバル利用者名変更者が行うことができます。利用者名の変更の必要がある場合はWikipedia:利用者名変更の手引きを参照して、フォームで依頼するか、メタ・ウィキメディアへ依頼してください。依頼は英語で行うことが推奨されます。
アカウントの削除
[編集]現在、ウィキメディア・プロジェクトではアカウント(利用者名)を削除することができません。削除できない理由としては、ライセンスの都合で、すべての投稿記録を保持しなければならないためです。利用者ページと利用者の会話ページの削除を依頼することは可能です。Wikiversity:削除依頼で依頼してください。ただし、会話ページは他人の投稿を隠匿することを目的としての削除依頼は受け付けていません。
アカウントの共有
[編集]アカウントは個人での使用に限られます。アカウントやパスワードを共有することは認められていません。発覚した場合はWikiversity:投稿ブロックの方針により投稿ブロックされます。
複数アカウント
[編集]アカウントを複数所有すること自体は禁止されていません。現に複数のアカウントを使い分けて活動する利用者はいます。しかし、十分な理由がない場合は推奨されないことです。また、複数アカウントを利用した多重投票、議論かく乱、履歴の分断などの行為は禁止されています。Wikipedia:多重アカウントを参考にしてください。
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